ヨガインストラクターの資格を取得して、これから開業準備中の方に集客方法を相談いただきました。
集客といえば、チラシやSNS、ホームページ、広告など様々な方法はあって悩みますよね。
潤沢な資金や人手があれば「全部!」を試すこともできますが、個人でスタートするなら抑えるべきところは抑えたいはずです。
この記事では個人向けに、無料で使えるSNSを活用しが今の時代に合った集客方法をお伝えします。
おすすめはホームページ+チラシ+インスタグラム
おすすめの方法は、ホームページ+フライヤー+インスタグラムをセットで使うことです。
フライヤーの内容をホームページでデジタル化させ、最新情報はインスタグラムで発信します。
インスタグラムはローカルビジネスと親和性が高いので、開催場所近くの人にこちらからのリアクションや投稿でつながりが使いやすいツールです。
それにヨガを好みそうな大人の女性が多く使うSNSでもあります。
集客を意識するなら使わない手はありません。
発信ツールを揃えたら、チラシは行きつけのお店に置いてもらい、友人には口コミでホームページやSNSを広げてもらいます。
チラシにQRコードを掲載して、ホームページへ案内します。
ホームページはすべての情報のハブとして、SNSや予約フォームなどを連携します。
予約フォームをそのままホームページとして使えないかというご相談もありますが、ホームページはあくまでチラシとハブ機能にしぼる方がおすすめです。「予約フォームを他のものに変更したいけど、ホームページの情報があるから変えられない」など、困る方からの相談を受けてきました。
独自ドメインで運用していたとしても「DNSの変更が自分でもできる」または「頼める手段がある」という方以外でしたら、シンプルにホームページはチラシとして、予約フォームは予約フォームとしてリンクさせたほうがラクでしょう。
「インスタだけではダメ?」
インスタグラムとホームページでは得意なことが違います。
インスタグラムが得意なことは、最新の情報を発信すること、他者と継続したつながりを作ったり、知り合うことができることです。
つながった人が「ここのサービスが気になるから申し込んでみようか」とアクションを起こそうとした時に、分かりやすく、迷わないように情報を提示することはホームページやチラシのほうが得意です。
ホームページとインスタグラムと言えば分かりにくいかもしれませんが、内容的には「チラシ」と「お店の日報」といえば違いが分かりやすいのではないでしょうか。
インスタで何を発信していけばいい?
開業してからインスタ開始ではなく、開業準備中からインスタで投稿していきましょう。
何かを始める段階から見せていってもよいのです。
むしろ見てくれる人に一緒にワクワクしてもらいましょう。
ハッシュタグは、自分と雰囲気が似たタイプでフォロワー数が多いアカウントの投稿から参考にするとよいでしょう。
以前よりもハッシュタグ検索の効果が少ないと言われていますので、フォロワー以外にも目が触れやすくなると言われるストーリーズやリール動画などに挑戦するのもおすすめです。
具体例とポイント



チラシ、ホームページ、インスタグラムという集客ツールで大切なことは、簡単な編集であれば自分で行えるようにしておくことです。
以前はサービスがまだまだ充実していなかったので、非デザイナーがデザインツールを扱うことは難しい時代でした。
しかし現在は非デザイナーでもデザインがしやすいツールが出回っています。
それらを使えばご自身でテキストや画像を変えることができます。
これまで多くの小規模事業者のWeb集客を支援したり、講師として相談に対応してきた自分としては、とにかく負担を減らして本業に専念したいという方には、チラシと動画はCanvaで、ホームページはJimdo(クリエイター)で作成するのがおすすめです。