起業したての頃、うっかり外部ディスクにバックアップをしていなかったデータをパソコンの突然の故障によって完全に失ったことがあります。
その時の恐ろしさたるや。
以来ハードディスクやCD-Rで小まめにバックアップを取るようになりました。
手間だったのでDropboxが使えるようになった時はとてもラクになりました。
周りでもDropboxに何でも入れておいて助かった!という人もいましたね。
そんな安心サービスが月額この程度だったら十分だと思っていましたが、別のクラウドストレージサービス「Backblaze」を知りました。
Backblazeとは
1日わずか11円。容量無制限だから外付けHDDもまとめてバックアップ
ソースネクストから引用
「Backblaze」は、インストールするだけでパソコンのデータを容量無制限で全自動バックアップできる画期的なサービスです。
バックアップしたデータはサーバー上に保管されるので、破損・盗難・災害があった際にもデータが残り安心です。ハードディスクへのバックアップと異なり、故障や容量がいっぱいになることもないので追加の手間やコストがかかりません。
1日わずか11円の容量無制限のバックアップサービスです。
今使っているDropboxは年払いにしたら1,200円×12=14,400円。
金額ではかなり違います。
これはコスパ最高では?と思ったのですが、環境次第であることが色々調べて分かりました。
DropBoxの有料プランとの大きな違い
自分の環境では一つ大きなデメリットがありました。
DropBoxの有料プランは「スマートシンク」という機能が使えるので、データをクラウドだけに保存するのか、それともハードディスクとクラウド両方に入れておくかが選べました。
スマートシンクの機能はパソコンのハードディスクの容量を抑えられるから、Macユーザーはよく使っていると聞いています。
私もこの機能が便利でした。
しかしBackblazeはハードディスクとクラウドのデータが必ず同期されてしまうので、ハードにデータが無ければクラウドデータが消えてしまいます。
スマートシンクと同様に使えません。
自分の環境には合わないサービスだった
私のパソコン(Mac book pro)の内臓ストレージは512GB。
DropBoxのスマートシンクを利用して、パソコンに入れているデータはシステムファイルも合わせて半分ほど。
普段使わないファイルはクラウドに保存して、パソコンには入れていません。
現在進行形のデータだけPCとクラウド両方で保存しています。
それなら外付けハードディスクを使えば良さそうですが、もしBackblazeを使うならハードディスクに接続しておく必要があります。
Q.外付けハードディスクをバックアップするには常に接続しておく必要がある?
ソースネクスト公式ホームページより
A.30日に1回以上接続してください
外付けハードディスクを30日間以上パソコンからはずした状態にした場合、ファイルが無くなったものと判断されサーバー上からも自動的に削除されます。
もちろん、サーバー上から消えてしまった場合もハードディスクを接続すると再度バックアップ可能です。
外付けハードディスクは30日に1度接続しなければならないようです。
ハードディスクを接続したらバックアップ可能のようですが、もしも30日を超えた時点でハードディスクが万が一壊れてしまったとしたら、データが完全に消えてしまうということですよね。
うっかり接続し忘れなければいい話かもしれませんが、私は自信が持てません。
まとめ
写真や動画を扱う人はデータのバックアップにかけるコストが大変ですよね。
WindowsのデスクトップやノートPCで内臓のハードディスクが元々大容量だったり、iMac環境で動画や写真は全て常時接続している外付けハードディスクにためているという方にはBackblazeは安心でコストも抑えられる良いサービスだと思いました。