子供が生まれて保育園や幼稚園に通い出すと、屋外でのイベントが増えますね。
入園式、運動会、お遊戯会など、子供との距離が遠くてそれまでのスマホだと心許なくなってきます。
カメラを買おうと考える方も増えるタイミングだと思います。
コンデジでも機種を選べばズームもできるし、コンパクトで持ち運びしやすいし。
この記事ではこれからカメラを買おうか検討している初心者向けに、運動会の撮影にコンデジがよかったのか実際に使ってみた感想をお伝えします。
比較したカメラはSONY RX100M7
今回比較したカメラは以下の二種類です。
- SONY RX100M7
- Canon EOS kiss x7+ズームキットの望遠レンズ
SONY RX100M7は2019年に発売されたコンパクトデジタルカメラです。
動画撮影に最適なコンデジとして発売当時は紹介されました。
▼ 動画撮影に関してこのカメラの感想はこちらの記事でまとめています。
EOS kissはCanonの初心者向けシリーズです。
x7はシリーズの中でも最軽量・コンパクトさが特徴であり、一眼レフの中では持ち運びしやすい機種です。
このx7は2013年に、2021年現在は最新の機種としてx10iが発売されています。
撮影した感想
RX100M7だと、ズームがあと少し足りない!(遠い)
まず感じたことは距離です。
RX100M7は24-200mm、以前使っていたCanon EOS kiss x7のキットの望遠レンズは55-250mm。
EOS kiss x7の望遠レンズではあまり遠さを感じたことはありませんでした。
ただしうちの子供たちが行っていた運動場が、高校の場所を借りていたので広過ぎたためだと思います。
園内やグラウンドがそれほど広くなければRX100M7でも大丈夫だとは思いますので、場所の大きさによるでしょう。
ボケ感を出したいなら一眼レフ
体操やダンスなど、子供が静止するシーンでは一眼レフの望遠レンズでボケ感を出すと綺麗でした。
コンデジの場合は距離があるとボケ感が出ませんでした。
ファインダーは一眼レフが覗きやすい
大勢の子供たちから自分の子供を狙って撮りたい時や、表情をきちんと撮りたい時は、一眼レフでファインダーを覗いた方が綺麗に撮りやすかったです。
RX100M7のファインダーではそこはできなかった。
ファインダーを覗いて撮影しないのならコンデジでも問題無いでしょう。
一眼レフを普段使っている人はファインダーを使わなければ撮影しにくいと感じても、普段からスマホでしか撮影しないという方ならファインダーにこだわらなくても良さそうです。
レンズ交換がないのはラク
RX100M7は近い場所から遠くの距離まで幅広く撮影できるので、これは便利でした。
一眼レフの場合、望遠レンズ一つでは撮影が難しいシーンもありました。
子供との距離が近くなり過ぎると望遠レンズでは撮れないから、標準レンズに交換しないといけません。
そのレンズ交換の手間を考えると、RX100M7はラクでした。
近くても遠くてもレンズ交換が不要です。
一眼レフを持っていくなら望遠レンズ+一眼レフで遠くを、スマホで近くを撮影するならレンズ交換は不要ですね。
まとめ
RX100M7で運動会の撮影はありか無しか?
- 距離の問題(運動場の大きさによる)
- ボケ感やファインダー撮影にこだわらない
上記をクリアできるならアリだと思います。
スマホより綺麗な写真と動画を簡単に撮りたいのであれば、とても適したカメラだと思います。
それにとてもコンパクトなので、運動会以外のイベントや旅行・お出かけにもサッとバッグに入れられるので便利です。
距離が気になる方は、2021年の今ならミラーレス一眼のエントリークラスのダブルズームキットがおすすめです。
私は一眼レフのファインダーの感じが好きなので、次も一眼レフでEOS kiss x10iを買いたいと思っていますが、これから初めてカメラを購入するのならこのカメラを選んでいたと思います。