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Jimdo AI ビルダー有料プラン利用時の5つの注意点

Jimdo AI ビルダー有料プラン利用時の注意点

ノンデザイナーがHTML/CSSの専門知識なしでホームページを作ることができるサービスがあります。

写真と文章を組み合わせるだけのそのサービスは年々進化して、センスがよく、本格的なデザインのホームページも作れるようになってきました。

そのうち日本で一番利用者が多いジンドゥー(旧表記:Jimdo)のAI ビルダーというサービスが開始されて以来、ずっと使っているのですが、従来のサービスであるクリエイターと比較すると、できないことが増えたと感じました。

この記事ではAIビルダーを使う際の注意点をお伝えします。

注意点① 各ページのURLが変えられない

具体的にはトップページ以外に「お問合せ」や「会社概要」ページを作った場合、ページ名がそのままURLになります。

URLは英数字と一部の記号が使われるため、日本語ではなくコードに変換されます。

Jimdo AI ビルダー有料プラン利用時の注意点

上の画像のURL(https://sample-relax.jimdosite.com)で「/アポイントメント/」となっている部分が

https://sample-relax.jimdosite.com/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88/

実際には上記のとおり英数字と記号の羅列になってしまいます。

従来のサービス(ジンドゥークリエイターの有料プラン)なら日本語ではなく「appointment」と半角英数字にURLを変更できたのに、それが出来ません。

対応策としては、ホームページを1画面だけにするか、ページ名(画面名)自体を「appointment」にすることです。
ページのURLが長いと困る場合はジンドゥーならクリエイターがおすすめです。

ただしこの問題はホームページを名刺程度に使っている方であれば、さほど不便さを感じていないようです。

注意点② ナビゲーションメニューに外部リンクをあてられない

AI ビルダーの画面で説明しますと、「ホーム」「アポイントメント」「サービス内容」「クラス」のリンクがナビゲーションメニューです。

例えば「アポイントメント」を外部の予約サービスページにリンクさせたい場合に、外部のURLを設定することができません。

ただしナビゲーションメニューの右側の白いボタン(ここでは「予約する」)であれば、外部リンクを設定することは可能です。

注意点③ ブログ機能はない

AIビルダーにブログ機能はありません。

  • ブログが使いたい場合は外部ブログを使用してホームページとリンク
  • ジンドゥーが良ければクリエイターを選ぶ

上記のいずれかで対応ができます。

注意点④ 問い合わせフォームがほぼカスタマイズできない

問い合わせフォームに設置できる項目が、「お名前」「メールアドレス」「メッセージ」「地図」以外はありません。

上記以外で、知りたいことがあれば、フォームの説明ができるテキスト部分に、メッセージに入れて欲しい項目を説明するといいと思います。

個人情報の取り扱いが厳しくなっていますし、最近はSNSやLINEでのお問い合わせの方も増えています。お問い合わせフォームが「あれば良い」という程度でしたら十分でしょう。

詳しいお問い合わせフォームがどうしても必要であれば、この場合は外部のフォームサービスとリンクさせるといいでしょう。

注意点⑤ HTMLの埋め込みができない

YouTubeやVimeo、GoogleMapなど、AIビルダーでも一定のコンテンツはURLがあれば埋め込むことができますが、HTMLやCSSなどソースを埋め込むことができません。

埋め込み機能を使ってホームページをどんどんカスタマイズしたい場合は「クリエイター」ならカスタマイズしやすいです。

※AIビルダーではGoogleMap(地図)の埋め込みは「お問合せフォーム」を使って埋め込めます

合う人にはおすすめ

デザインがよくて簡単にできたらOK

難しいことはしないし、サービスとプロフィールと連絡先が表示できたらOK

という方にはおすすめです。

好きな色を選んだり、質問に答えていくだけでもちゃんとしたホームページの形を作ってくれます。

スマホだけでホームページを作りたい方にもおすすめです。

クリエイターの場合パソコンでなければ作れませんが(一部簡単な更新ができるアプリはあります)、AIビルダーならスマホだけで作ることができます。

私自身は個人事業主・フリーランスとして活動しているので、名刺がわりにホームページを作りました。

たまに大きな変更がある時でもとても簡単に作り直しができるので、便利だと感じています。

通販機能やブログなど、名刺以上のことをホームページで提供したいなら別のサービスを選んだ方がミスマッチは避けられるでしょう。
クリエイターなら通販機能もブログ機能もあります。

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